太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告&雑記
平成28年
 
議会レポート
 
6月27日(月)
 
 議会レポート28年7月号(PDF)を作成しました。年4回の定例議会ごとに発行しています。内容は6月議会の概要と私の一般質問に関してです。
 
保育園問題
 
6月24日(金)
   きのう採択された請願についての記事が各紙に載っています。

西日本新聞  読売新聞  毎日新聞  朝日新聞

 
6月定例会・最終日
 
6月23日(木)
 
 審議結果は以下の通りです。議案第74号は追加議案です。委員会付託を省略し質疑・討論・採決を行いました。また請願第1号は全会一致で可決(採択)しました。
 
事件番号
事件名
賛成
結果
議案第64号
市道路線の認定について
全員
可決
議案第65号
太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第66号
太宰府市議会議員及び太宰府市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第67号
太宰府市税条例等の一部を改正する条例について
多数
原可
議案第68号
太宰府都市計画太宰府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第69号
太宰府市屋外広告物許可申請手数料条例を廃止する条例について
全員
原可
議案第70号
太宰府市屋外広告物等に関する条例の制定について
全員
原可
議案第71号
太宰府市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第72号
太宰府市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第73号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第1号)について
全員
原可
議案第74号
専決処分の承認を求めることについて(平成28年度太宰府市国民健康保険事業特別会計補正予算(専決第1号))
全員
承認
【提案説明】 今回の補正は、平成27年度太宰府市国民健康保険事業特別会計の歳入不足額6億9千889万8千595円の繰上げ充用のため、歳入及び歳出予算にそれぞれ、6億9千889万9千円を追加し、予算総額を97億3千898万6千円とする専決処分を平成28年5月31日付けでさせていただいたものでございます。要因といたしましては保険税収入が減少するなか医療費に係る保険給付費等の増加により歳入不足が生じたものでございます。
発議第1号
太宰府市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
【理由】 議員が長期欠席した場合の議員報酬及び期末手当の支給について、そのあり方を明確にするため。
  第2条に次の2項を加える。
4 議員が任期中の連続する2回の市議会定例会(以下「定例会」という。)の会議のすべてを欠席したときは、当該2回目の定例会の閉会日の属する月の翌月以降の議員報酬は支給しない。
5 前項の規定により議員報酬を支給しないこととされた議員が定例会に出席したときは、当該出席日の属する月の翌月以降の議員報酬を支給する。

  第4条に次の1項を加える。
2 太宰府市職員の給与に関する条例第22条第1項に規定する基準日において、第2条第4項の規定の適用を受けている議員には、期末手当を支給しない。
請願第1号
保育園の運営について行政の積極的な指導を求める請願
全員
採択
賛否が分かれた案件

氏名
(議席番号順)

 
賛成議員数
反対議員数
議案第67号
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
15
2
まる:賛成  ばつ:反対 ※議長除く
       
    委員長報告 (内容)
 
総務文教常任委員会@ 議案第65号〜67号(条例改正等)
 
総務文教常任委員会A 議案第73号(補正予算・所管分)
       
 
6月定例会・一般質問
 
月20日(月)
 
 3月に続き、介護問題について質問しました。
介護老人福祉施設の整備について
門田
 昨年9月の定例会において地域密着型介護老人福祉施設の整備について一般質問をいたしましたが、そのなかで地域密着型は28年4月の公募であり、また広域型80床の公募も行っている、とのご説明でした。
 現在、選考ないしは決定の段階にあると思いますが、現時点における広域型、地域密着型それぞれの進捗状況について伺います。 また前回もお尋ねしましたが、市内2個所の既存施設における、入所者数と待機者数、また、それぞれにおける太宰府市民の数についてもお聞かせください。





【入所者数と待機者数について】
施設名(定員)
同朋園 (160)
サンケア太宰府 (70)
時期
昨年8月末
今年5月末
昨年8月末
今年5月末
入所者
148
152
68
67
うち市民
55
50
44
38
待機者(全体)
45
23
84
76
待機者(市民)
24
9
48
50
※2015年度から原則的に要介護3以上の方が入居可能のため待機者が減っています。

【広域型80床の進捗状況】
 広域型介護老人福祉施設(広域型の特別養護老人ホーム)80床につきましては2つの社会福祉法人から応募をいただきました。
 その後選考委員会による建設予定地の現地調査、および各法人へのヒアリングを行いまして選定基準に依り、選考委員で採点を行いました。
 その結果点数が高かった粕屋郡新宮町の社会福祉法人レーヴ福岡を選定いたしまして、県とも協議対象法人として決定をしたところでございます。
 建設予定地は市の東部に位置します内山地区で、建物は鉄骨造りの4階建ての計画となっております。
 今後、竣工までのスケジュールは選定法人による整備計画を福岡県に提出いたしまして、6月下旬に県による市及び開設希望者に対してのヒアリングが行われます。
 その後福岡県社会福祉審議会老人福祉専門分科会による意見聴取、福岡県保健医療介護部社会福祉法人社会福祉施設等整備審査会における審査ののち、8月以降に整備計画の適否が決定いたします。
 これを受けまして平成29年4月以降に福岡県補助金の内示がありましたら開設者が工事関係契約を行い、工事着工は8月ごろになる予定であり、竣工は平成30年6月ごろを予定されています。

【地域密着型29床の進捗状況】
 
地域密着型サービスにつきましては介護老人福祉施設、認知症対応型生活介護(通称グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、および定期巡回随時対応型訪問介護看護、についてそれぞれ1箇所ずつの公募を行ったところでございます。
 受付期間内にグループホーム1ユニットの整備につきまして、市内の事業所から申請の申し出があっておりますが、その他につきましては応募がありませんでした。
 今後、申し出がございましたグループホームにつきまして正式な応募書類の受付と審査を行う予定です。
 また今回募集した中でも定期巡回随時対応型訪問介護看護につきましては市といたしまして早急に整備したいと考えておりますので、今後正式に公募期間を延長いたしまして事業者を募る予定としており、合わせて市内の各事業所への働きかけも行っていきたいと考えているところでございます。

門田
【介護職に対する市独自の支援策】
 介護分野は、給与水準が他分野と比較して低いことや、離職率が高いことが指摘されています。一部の自治体では、特養の介護職員給与等の待遇改善や、介護職場が明るくやりがいのある仕事であることをPRしたり、特に若年層に対するイメージアップに取り組んでいます。またEPA(経済連携協定)に基づく海外からの介護人材に対し就労支援等を行うところもあるようです。こういった独自の支援は考えられませんか。

 市として独自の処遇改善は難しいところですが、意見交換や福岡県の小規模事業所連携体制構築事業ということで、「語ろう、学ぼう介護職員カフェ」の実施を予定しているので、太宰府市としても積極的な参加を促したいと考えています。
門田
【待機者の問題】
 既設の施設では約4割が太宰府市民ですが、新設予定の広域型80床の4割と地域密着型の29床を合わせると61床となり、重複分を除けば、太宰府市民の待機者はほとんど解消されると考えますが、ご見解を伺います。

 広域型にかなり太宰府市の被保険者が入所できると期待しています。これに今回応募がありませんでした、地域密着型29床を合わせるとかなり改善できると思います。
門田
【地域密着型への応募】
 地域密着型サービスについてはグループホームだけ応募があったということですが、地域密着型介護老人福祉施設については応募がなかったのですか。

 建設をしたいという相談はあっております。ただ場所の選定で苦慮されていたようで、今回の申請には間に合わないということで、断念されたようです。
門田
【断念した理由】
 建設にあたっては広域型と同様様々な課題があると思います。特に土地については一定の面積に加え、近隣の同意を得るなどハードルが高い。土地が原因ですか。

 非常に建設をしたいという意欲はあったようですが、ふさわしい場所が見つからなかったというのが原因のようでございます。今回建設を断念された方の話によると調整区域のため建設が叶わなかったと聞いています。
門田
【特例許可】
 県の都市計画法に基づく開発行為等の審査基準の市街化調整区域における建築物の特例許可申請に係る審査基準によると、「建築物特例許可申請書」を提出することで、特に支障がないと認められる場合又は公益上やむを得ないと認められる場合は建築が可能になるのではないでしょうか。そういった説明や指導はされましたか。





 用途地域に関する質問ですので私から回答します。特例についてはその通りでして、都市計画法第34条の定めによって福岡県の開発行為等審査基準の中に公共施設特に社会福祉法人等はそういった建築が可能であると書いていますが、その一文だけではなく議員ご存知とは思いますが私どもにも都市計画マスタープランがありますが、そういった場所が緑地の保全地域ということになっておりまして、環境を守っていこうとか、緑を大切にして市民の潤いに資するとか、そういったことで定めた地域でございますので、用途地域、市街化調整区域というだけじゃなくて、本市の都市計画マスタープランにも触れるといいますか、関係しますので、今回については、今のところは建築ができないということで窓口では話をさせていただきました。
 ただそれだけではなく建築可能な所もご紹介と言いますか、こういうところでしたらできますよ、建築可能ですよと、お知らせと言いますか説明をしながらお話ししたと聞いています。
門田
【都市計画マスタープランの例外規定】
 本市の都市計画マスタープランは今作っている最中ですが、その中にこの緑地保全地域での例外規定等はあるのでしょうか。

 おっしゃったように第2次都市計画マスタープランを本年度中に作成するよう事務を進めていますが、都市計画審議会の答申を経てパブリックコメントを6月から1ヶ月とらしていただいてるところですが、ただ市のマスタープランは県のマスタープランと整合性を取りながらやっていく必要があることから、今回の改定に挙げられるかどうかは今後検討していく必要があるかと思っておりますが、早急にできるかどうかはちょっと今の段階では控えさせていただきます。
門田
【市有地の賃貸借】
 こういった社会福祉施設の建設で市の土地を有償で借りることはできますか。





 市の土地は様々ありまして、目的のある土地、ない土地がありますが、いま市の土地の上にこういった福祉施設が建っている例としては、大佐野のすみれ園や都府楼保育園などがあります。
 そういったことで利用できる形もあるかとは思いますので、個別に要件がありますので、個別にご相談していただければと思います。
 市としても積極的に今回公募したという経緯もあり、これから先まさに需要が増える内容ですので、協力できるところは協力していきたいと考えています。
門田
【再募集について】
 再募集の予定についてお聞かせください。

 今回追加をしていきたいというのは定期巡回随時対応型訪問介護看護でして、地域密着型は5月の中旬に打ち切ったばかりでして、いつから公募というのは正式に決めていませんが、いずれにしましても今の第6期の中で当然整備していきたいという中で計画していますので、時期を定めましてまた広報やホームページでご案内をしていきたいと思っています。
門田
【今後について】
 団塊の世代が後期高齢者になる2025年が迫っています。本市としても早め早めの対応が必要であり、今後は所管の枠を超えた取り組みをすべきと考えます。

 本市は4人に1人が65歳以上の状況であり、今後の高齢化社会に対応していくことがなにより必要なことだと思います。
 いろんな形での仕組みや施設を考えるような都市計画でなければいけないと思っていますので、早め早めに手掛けて国・県と連携しながらいろんな形で取り組んでいきたいと思います。必要な介護老人福祉施設については整備していきたいと考えています。
【回答を受けて】
 都市計画では、都市を将来あるべき姿へ向け適正に発展させるため、必要な規制、誘導、整備を行います。また緑地保全地域は良好な自然的環境を残すため緑地資源を保護、保全するもので重要な規制です。しかしその中では全てダメというわけではありません。支障の有無や公益性によっては手続きによって例外が認められる場合もあります。
 地域密着型介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の建設は本市の高齢者支援計画に掲げられています。建設に向け、横つながりで進めていただきたい。
 
総務文教常任委員会
 
6月13日(月)
 
 付託された案件について委員全員ならびに関係職員出席のもと会議を開きました。
 審査の結果、議案第65号、66号、および議案第73号の当委員会所管分については全員賛成で、議案第67号は賛成多数で、原案の通り可決すべきものと決定しました。本会議での採決は最終日の6月23日(木)です。審査内容は委員長報告として後日掲載します。
 
健康フェスタ
 
6月12日(
 
健康フェスタ  国分小校区自治協議会主催の健康フェスティバルに参加しました。今まではゲームだけだったので、今年は初めて健康測定を受けました。結果は体成分(脂肪・筋肉等)、血管年齢、骨密度ともに問題なし。骨密度は同年代の平均値との比較で132%でした。
 
保育園問題
 
6月10日(金)
   上程された請願とは別に、市内のある保育園(私立)について行政指導を求める署名運動が行われています。最終的に計2601名の署名が集まり、昨日議長あてに提出されました。
 また今日の新聞各紙に、この署名と請願についての記事が載っています。

西日本新聞  読売新聞  毎日新聞  朝日新聞

 
6月定例会・2日目
 
6月9日(木)
 
 議案第64号から第72号は各常任委員会へ付託されました。 議案第73号は質疑の後、各常任委員会へ分割付託されました。
事件番号
事件名
議案第73号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第1号)について
質疑
 2款2項1目企画総務費の創業意欲喚起セミナー開催補助金について、 これはおそらく第二次の地方創生加速化交付金を利用しての事業と思われるが、市長の説明にもあったように筑紫野市商工会と連携して創業意欲喚起セミナー等を開催するものとなっている。
 この交付金に関してはいくつかの条件があって、また成果目標というようなものを挙げる必要があるかと思うが、@筑紫野市との連携の内容と、Aどのような成果目標を考えているのか。
回答
【観光推進担当部長】 地方創生加速化交付金について、合わせて事業内容と期待する効果、筑紫野市との連携内容について回答します。
 この交付金については3月議会最終日の別の事業内容で提案し可決・承認をいただいたが、その後この事業が不採択となっていました。このたび同交付金の二次募集があったので、事業内容を再検討して今回補正予算として計上し本事業を申請するものです。
 今回提案する事業は市内創業者の増加と新規創業や事業拡張による雇用の創出を考え、地方創生加速化交付金300万円を活用し、創業意欲喚起セミナー開催補助金として、市と商工会、アントレプレナーコース(起業家コース)がある日本経済大学との連携により実施するもので、実施主体として予定している太宰府市商工会にこの事業補助金を支出します。
 また、さらに創業に対する意欲喚起、セミナー等の集客においても筑紫野市との地域間連携を取りながら、共同で実施するものです。
 セミナーの主な対象者としては、本市は学生や若者、筑紫野市は女性を主に対象として実施します。若くして起業した男女それぞれの経営者による講演会の開催やセミナーの開催などを通し起業、創業することの魅力などを伝え、一人でも多くの方の地域内での創業意欲の喚起に繋がるよう実施していきたい。
 セミナー後については商工会が創業支援事業の一環として実施している創業塾につなげていきたいと考えています。
 なお申請している交付金事業が不採択になった場合は不要額として処理させていただく予定です。
質疑
 筑紫野市と内容を摺り合わせて同じように提案しているのか。 結果として創業塾につなげていきたいとのことだが、この交付金はかなり具体的な成果目標を掲げることを条件としていたかと思うが、たとえばどれぐらいの創業希望者を創業塾へつなげていくかという数字的な目標はあるのか。
回答
 創業講演会ですが、地域セミナーとして公開講座を両市の会場でそれぞれ実施します。太宰府市は情報センター、筑紫野市は日本経済大学を予定。
 どれだけの人間を繋げていくかですが、まず広く講演会で参加者を募りその中から関心のある人達をセミナーに参加していただく、その後商工会が実施している創業塾へ移行できればと思っていますが、26年度が創業塾へ18名の参加があり、27年度は15名だったので今回はそれを上回る数を予定しています。

 請願第1号「保育園の運営について行政の積極的な指導を求める請願」について紹介議員として説明しました。議員からの質疑はなく環境厚生常任委員会へ付託されました。

 
平成28年第2回(6月)定例会・初日
 
6月3日(金)
 
 報告と提案理由の説明がありました。質疑は二日目の6月9日に行われます。 また専決処分と契約案件については委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行い、議案第59号、60号、62号は全員賛成で、議案第61号は賛成多数で承認、議案第63号は全員賛成で可決されました。
→提案理由の概要
事件番号
事件名
報告第1号
平成27年度太宰府市一般会計予算繰越明許費について
 平成27年度の繰越明許費は、中学校施設整備事業など計26件の事業について設定していたが、平成27年度中に事業が完了したものなどを除き、計23件の事業について、繰越額が確定したので報告する。繰越総額は24億1千433万7千880円で、財源内訳は、国庫補助金、市債などの特定財源が20億9千258万8千157円、一般財源が3億2千174万9千723円。
報告第2号
平成27年度太宰府市一般会計予算事故繰越しについて
 平成27年度は、第五次総合計画策定事業や生活道路改良事業など計2件の事故繰越しを行っている。繰越総額は178万8千15円で、財源内訳は一般財源のみ。
報告第3号
平成27年度太宰府市下水道事業会計予算繰越について
 平成27年度は、建設改良費の公共下水道整備費のうち、五条雨水幹線整備関連で2件の繰越を行っている繰越総額は、1億6千279万5千円。
報告第4号
平成27年度太宰府古都・みらい基金の運用状況報告について
 平成27年度は、太宰府古都・みらい基金推進会のご協力もあり、3件、5万3千730円の寄附があった。いただいた寄付金については、全額を太宰府古都・みらい基金に積み立てて運用している。平成27年度末の基金残高は372万4千446円。
議案第59号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市税条例等の一部を改正する条例)
 平成28年度税制改正により地方税法等の一部が改正されたことに伴い、太宰府市税条例等の一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるもの。主な内容としては、再生可能エネルギー発電設備等に係る固定資産税の課税標準の特例措置に「地域決定型地方税制特例措置」いわゆる「わがまち特例」が導入されたことに伴う改正など。
議案第60号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市都市計画税条例の一部を改正する条例)
 平成28年度税制改正により地方税法の一部が改正されたことに伴い、太宰府市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるもの。主な内容としては、固定資産税と同様に、課税標準の特例措置に「地域決定型地方税制特例措置」いわゆる「わがまち特例」が導入されたことに伴う改正など。
議案第61号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
 平成28年度税制改正により地方税法の一部が改正されたことに伴い、太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたため地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるもの。主な内容としては、国民健康保険税の基礎課税額及び後期高齢者支援金等の課税額に係る課税限度額の引き上げ、並びに低所得者の国民健康保険税の軽減対象を拡大するため、5割及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の引き上げ。
議案第62号
専決処分の承認を求めることについて(平成28年度太宰府市一般会計補正予算(専決第1号))
 今回の債務負担行為については、中央公民館舞台設備の改修工事に伴うもので、市民のホール利用状況の影響を考慮した結果、利用が少ない時期に工事を行うためには、早急にホール予約を停止する必要があったことから、4月28日付けで専決処分させていただいたもの。
議案第63号
国分小学校校舎増築工事(建築)請負契約の締結について
 本契約は、国分小学校校舎増築に係る建築工事についての契約。工事内容は、児童数増加に伴い9教室、トイレ、エレベーターの増築を行うもので、平成29年3月24日までの完成を予定している。入札の状況については、平成28年5月23日に太宰府市内業者を含めた企業体2社の参加により一般競争入札を行ったところ、金子・眞鍋特定建設工事共同企業体が、工事費1億9千8百万円で落札し、5月31日に消費税を加えた2億1千3百84万円で仮契約を締結した。入札結果調書を添付。
議案第64号
市道路線の認定について
 今回、認定を提案している「江牟田26号線」については、開発により道路の帰属を受けたので、路線認定を行うもの。道路法第8条第1項の規定に基づき市道認定するにあたり、同条第2項の規定により議会の議決を求めるもの。
議案第65号
太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、文化庁より太宰府市に対し職員の派遣要請があったことに対し、本年7月1日付けで職員1名を文化庁に派遣することに伴い、東京都内での勤務となることから、地域手当の割合を見直すために、条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるもの。
議案第66号
太宰府市議会議員及び太宰府市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、公職選挙法施行令の一部が改正され、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成について、公費負担限度額が改められたことに伴い、条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるもの。
議案第67号
太宰府市税条例等の一部を改正する条例について
 今回の改正は、地方税法等の一部が改正されたことに伴い、太宰府市税条例等の一部を改正するもの。 主な内容としては、法人市民税に関して、地域間の税源の偏在化を是正し、財政力格差の縮小を図るため法人税割税率の引き下げを行うもの、軽自動車税に関して、自動車取得税の廃止に伴い、軽自動車税に環境性能割が導入されることから、関係規定の整備を行うものなど。
議案第68号
太宰府都市計画太宰府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について
 太宰府市では、政庁通り周辺への回遊性を高め、「さいふまいり」の道筋にふさわしい建築物等の用途及び形態意匠の誘導を図り、良好な低層住宅地環境を保全し、古都太宰府を象徴する文化遺産を活かした歴史・文化核の機能充実を目指して「観世音寺地区歴史的風致維持向上地区整備計画」の都市計画決定を本年7月1日に予定している。この地区整備計画に伴い、太宰府都市計画太宰府市地区計画の区域における建築物の制限に関する条例について一部改正をする必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるもの。
議案第69号
太宰府市屋外広告物許可申請手数料条例を廃止する条例について
 この条例は、福岡県屋外広告物条例に基づく屋外広告物の許可申請手数料に関しての規定を定めた条例。今般、新規制定する「太宰府市屋外広告物等に関する条例」第37条に許可申請手数料に関する事項を統合したことから、この条例を廃止する必要が生じたため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるもの。
議案第70号
太宰府市屋外広告物等に関する条例の制定について
 太宰府市ではこれまで、福岡県全域を対象にした「福岡県屋外広告物条例」に基づき、屋外広告物の許可制度を運用していたが、この制度は全県的な制度であり、太宰府市に合った景観誘導のための規定が含まれないため、太宰府市の良好な景観を阻害する屋外広告物が散見されるようになった。そこで今回、屋外広告物法第28条の規定に基づき、屋外広告物等について必要な規制等を行うことにより、太宰府市の良好な景観形成等に寄与することを目的に条例を定める必要が生じたため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるもの。
議案第71号
太宰府市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、筑紫地区予防接種協議会において、予防接種の名称を「成人用肺炎球菌予防接種」から「高齢者肺炎球菌予防接種」に変更することに伴い、条例の一部を改正するもの。
議案第72号
太宰府市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、福岡県重度障害者医療費支給制度の改正に伴い、条文の整備を行うもの。
議案第73号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第1号)について
 今回の補正予算は、歳入歳出にそれぞれ1億7千785万9千円を追加し、予算総額を232億8千411万9千円とするもの。
 主な内容としては、私立保育園2園の建替えに対して、国の補助が引き上げとなったことに伴う補助金の増加に加え、新たに私立保育園1園を新設することに対しての補助金を計上するとともに、病児保育施設の改修整備に伴う補助金に対する費用を計上。
 また、地域経済の活性化を図ることを目的に、県、商工会と連携した、プレミアム率10パーセントを付加したプレミアム商品券の発行支援に対して、補助金を計上するとともに、国の一億総活躍社会の実現に向けた地方創生事業のひとつとして、地方創生加速化交付金を活用し、筑紫野市、商工会と連携した、創業意欲喚起セミナー等を開催するための補助金を計上。
 国際観光専門員については、当初予算で嘱託職員の国際観光専門員として賃金を計上していたが、地方自治法第174条の規定に基づく専門委員制度を活用して、国際的な知識と観光政策をアドバイスいただける国際観光政策専門委員の設置を考えており、当初予算の賃金から報酬へ予算を組み換えて計上。
 また、平成28年熊本地震により、学業院中学校の校舎に一部雨漏り等の被害が出たことから、校舎の補修工事に要する費用を計上。
 併せて、福岡都市圏南部環境事業組合一般廃棄物処理事業債確定に伴う債務負担行為の追加を2件計上。

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