太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
市議会ブログ&雑記
平成26年
 
5月28日(水)
 
作ろう会会報について
 6月号が議会事務局の議員ポストに入っていたので見てみると「門田」の文字が・・。
 内容は5/17に書いたように、まずT氏の投稿があり、それに対して議会側としての意見(説明)を私が投稿し、さらに6月号にS氏が違った角度から体育館建設の是非を問う寄稿をされ、その紹介文でのことです。
 紹介文ではT氏の「太宰府市政の危機」に対し、門田が反論したともとれます。
 誤解が無いようにはっきり申し上げると、T氏の主張である「市長の暴挙は許されない」ということに私は賛成です。
 私の主旨は(結果はともかく)予算の調整(立案)や審議は合法的であったということです。
 
3者の意見をまとめてみました。
体育館建設
予算調整
市の財政
T氏
反対
問題がある(違法)
116号
門田
反対
内容は不満だが違法ではない
117号
S氏
反対
問題がある
118号
* → 投稿での言及なし

 ところで最近「建設反対なのに、なぜ3月の補正予算に賛成したのか?」と聞かれましたので、改めて説明します。

 3月定例議会の議案第15号:一般会計補正予算(第5号)については、体育複合施設建設関連費10億1900万円について反対です。
 しかしながら小中学校の校舎補修をはじめ、体育館建設を除く部分は必要なので、討論を行い、議案には賛成しました。

 執行部からは、小中学校の校舎補修を合わせた14億5500万円については、国の方針に従い平成26年度の事業を前倒しする条件で、国の補助があると説明を受けています。
 したがって、もしここで補正予算(全体)が否決されて、平成26年度以降に同額を認めたならば、国補助は無く、全額が本市の持ち出しとなります。
 また予算の前倒しについては去年も行っており、国の補助を受け小学校の大規模改修などにあてています。 他の自治体も同様です。 

 これに先立ち審査付託された総務文教常任委員会では体育館建設部分を削除(減額)する修正案を発議しました。(門田が立案、渡辺議員が発議)
 修正案は賛成少数で否決され、原案が賛成多数で可決すべきものと決しました。

 本会議最終日の議決では、3名の議員が反対しています。
 A議員は体育館建設に反対だから補正予算案(結果として全体に)反対だといいます。
 B議員とC議員も同じ理由で反対としていますが、B議員は委員会で修正案に反対しており理屈が通りません。

 すべて反対なら別ですが、そうでないならまず問題箇所を修正すべきです。
 その上で、修正案が否決されたら、修正部分を除く原案の重要性・緊急性を考え抜いて判断し、表決の理由を明確にすべきです。
 単に一部反対だから全部反対というだけでは議員として責任を果たしていないと思います。

3月定例議会の議案第15号:一般会計補正予算(第5号)
歳出
千円
 庁舎改修工事設計監理等委託料
6,318
 庁舎改修工事
110,290
 工事設計監理等委託料
4,098
 施設改修工事
59349
 財政調整資金積立金
103,146
 まほろばの里づくり事業基金積立金
200
 歴史と文化の環境整備事業基金積立金
5,000
 古都・みらい基金積立金
100
 コミュニテイバス運行補助金
1,931
 国民健康保険事業特別会計基盤安定制度繰出金
15,645
 国民健康保険事業特別会計繰出金
8,173
 電算委託料
1,350
 介護・訓練等給付費
13,968
 障がい者自立支援給付費国庫負担金精算返還金
1,303
 障がい者自立支援給付費県費負担金精算返還金
652
 自立支援医療(更生医療)給付費
7,287
 審査会共同設置負担金
519
 生活保護費負担金精算返還金
39946
 生活保護費補助金精算返還金
160
 福岡地区水道企業団出資金
-100
 消防組合負担金
-74,156
 消火栓新設負担金
-420
 消火栓維持管理負担金
1,514
 Jアラートシステム改修委託料
2996
 コミュニティ無線設置工事
44,100
 各校校舎等補修工事(小学校)
235,500
 各校校舎等補修工事(中学校)
200,500
 確認申請等手数料
1,000
 工事設計監理等委託料
8,000
 施設建設工事
1,000,000
 建物移転等補償
10,000
合計
1,808,369

※黄色部分が体育館建設関連費です。

 
5月28日(水)
 
議会運営委員会
 平成26年太宰府市議会第2回(6月)定例会の会期、日程、議案等について審議しました。

 1 会期  6月2日(月) から 6月19日(木) までの 18日問

 2 会期内日程

(1)本会議
  〔1日目〕  6月 2日(月) 午前10時 提案理由説明・質疑・討論・採決
  〔2日目〕  6月 5日(木) 午前10時 質疑・討論・採決・委員会付託
  〔3日目〕  6月13日(金) 午前10時 一般質問
  〔4日目〕  6月16日(月) 午前10時 一般質問
  〔5日目〕  6月17日(火) 午前10時 一般質問(予備日)
  〔6日目〕  6月19日(木) 午前10時 報告・質疑・討論・採決

(2)常任委員会
  総務文教常任委員会  6月 9日(月) 午前10時
  建設常任委員会     6月10日(火) 午前10時
  環境厚生常任委員会  6月11日(水) 午前10時

(3)特別委員会
  議会基本条例(議会改革)特別委員会
    6月 5日(木) 議会運営委員会終了後
  佐野東地区まちづくり及び(仮称)JR太宰府駅設置特別委員会
    6月 5日(木) 議会運営委員会終了後
  総合体育館建設問題特別委員会
    6月19日(木) 議員協議会終了後
  議会広報特別委員会
    6月25日(水)〜

 3 議案等

(議案) 13件
事件番号
事件名
付託
採決
報告第1号
平成25年度太宰府市一般会計予算繰越明許費について
報告第2号
平成25年度太宰府市一般会計予算事故繰越しについて
報告第3号
平成25年度太宰府市下水道事業会計予算繰越について
報告第4号
平成25年度太宰府古都・みらい基金の運用状況報告について
諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
6/5
議案第27号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市税条例の一部を改正する条例)
6/2
議案第28号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市都市計画税条例等の一部を改正する条例)
6/2
議案第29号
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
6/2
議案第30号
総合子育て支援施設保育室棟内外装工事請負契約の締結について
6/2
議案第31号
市道路線の認定について
建設
6/19
議案第32号
太宰府市税条例等の一部を改正する条例について
総務
6/19
議案第33号
太宰府市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について
総務
6/19
議案第34号
平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第2号)について
各委
6/19

※ 総務→総務文教常任委員会、建設→建設経済常任委員会、環境→環境厚生常任委員会、各委→各委員会へ分割付託

(陳情) 5件
事件番号
事件名
送付
日付
陳情第1号
環境
6/5
陳情第2号
総務
6/5
陳情第3号
総務
6/5
陳情第4号
総務
6/5
陳情第5号
総務
6/5

(要望) 1件
事件番号
事件名
送付
日付
要望第3号
環境
6/5

 議案第30号「総合子育て支援施設保育室棟内外装工事請負契約の締結について」は議案書とともに入札結果調書も提出されていますが、委員会付託もせず初日の即決でいいのか疑問です。
  議運では「入札を巡る事件が最近報道されたばかりでもあり、できるだけ慎重に審議すべきではないか?」と主張しましたが、事務局の「慣例である」との説明に対し他に異議・異論はなく、結局「委員会付託なしの即決」となりました。
 この件は初日の議決後に詳しい資料を掲載します。

 
5月25日(日)
 
国分小運動会
 午前中は強い日差しが肌を焼きましたが昼食時からは薄曇りで、まずまずの天気でした。
 去年からだったか日除けのために子供たち用のテントが設けられています。
 昔は真っ黒に焼けた子が健康そのものだと思ってましたが、今は紫外線の影響をできるだけ排除したほうがいいようです。

 私はポパイ(おやじの会)の仲間と朝7時半から設営や駐車場の整理、かき氷やお茶・ジュースの販売と大忙しの中、たまに抜け出し息子の応援をしました。

かけっこ 応援合戦

 
5月24日(土)
 
体育部総会
 国分区自治会にはいくつかの専門部がありますが、なかでも体育部は校区運動会、夏祭り、どんど焼き、餅つきなど、自治会主要行事の実働部隊です。

 総会出席者は正副部長以下各隣組の体育委員、自治会執行部など80名近くになります。
 終了後の懇親会を経て二次会から帰宅したのは午前1時半でした…。

 
5月22日(木)
 
行政視察・宮城県多賀城市
 多賀城市は、宮城県のほぼ中央、太平洋岸に位置し、周辺には県庁所在地の仙台市や漁港で有名な塩竈市、日本三景で有名な松島町などがあります。
 人口は約6万2千人、面積19.65平方キロ、一般会計当初予算額は約272億円(H26)で災害復旧のため大幅な増額になっているということです。

 本市と多賀城市は平成17年に友好都市盟約を結び、現在まで両市民の交流とともに執行部や議会も相互に訪問し友好を深めてきています。
 そこにあの3.11の震災が襲い、多賀城市も大きな被害を受けました。
 市域の3分の1が浸水し188名の方が亡くなられています。(内97名が多賀城市民)
 本市も直ちに救援物資や見舞金を送るとともに広く市民にも呼びかけ、多くの支援が多賀城市をはじめ被害各県に行われました(議会も独自に行いました)
 また人的支援として数次にわたり職員を派遣しています。(現在1名)

 質疑では災害復旧や議会の対応などについて多くのご教示をいただき、また活発な意見交換を行いました。

多賀城址

 
5月21日(水)
 
行政視察・宮城県角田市
 議会運営委員会は2年に1回行政視察を行っています。
 今回は角田市へ議会報告会と自由討議について、多賀城市へは議会運営について調査研究のため伺いました。

 角田市は市制施行が昭和33年とずいぶん歴史のある自治体です。(太宰府市は昭和57年)
 調べてみると明治の初めには角田県(のち仙台県に統合〜宮城県に改称)があり、その県庁所在地だったようで、市制施行当時でも約3万6千人の人口があったということです。

 現在の人口は31364人、面積147.58平行キロ、一般会計当初予算額は約122億円(H25)、気温は年平均12.0度(最高36.3度、最低-13.7度で、寒暖差50度!)

 同市議会は議会改革を積極的に進めておられ、特に議会報告会は回数、内容ともに抜きん出ています。
 お話では、市域が広いため地域ごとの開催やそこから出た意見や要望への対応に議会を挙げて取り組んでおられるとのことでした。

 頂いた資料のうち議会報告会の開催要項について、特に参考にしたい点をまとめました。

 
  開催趣旨について  
 
 
議会自らが地域に出向き、議会での審議状況や行政情報についての説明責任を果たしながら、議会活動や市政に対する意見、提言などを直接市民から聴取することにより、議会の監視機能及び政策提言機能に資するため。
また市民からの議会活動や市政に対する意見、要望などを掘り下げて調査・研究し、議会からの政策提言につなげる。
 
 
  開催日時、役割分担等について  
 
 
開催日時は議会運営委員会において協議し決定する。
班をつくり正副班長会議を中心に進める。
 
 
  開催内容  
 
 
前回の意見・要望に対する検討結果について及び質疑応答・意見交換。
 
 
  結果の公表等について  
 
 
議会報告会において出された意見提言等は、議会報告会終了後、報告書作成担当の
責任において報告書にまとめ、議会運営委員長名で議長に提出する。
報告書は原則として全文を議会ホームページに掲載するほか、概要を議会だよりで公表する。また各行政区、図書館、議会事務局等に閲覧用として備えるものとする。
 
 
  その他  
     
議会報告会終了後は、議会報告会の成果・効果等について全体で反省総括し、各委
員会で調査・研究のうえ政策提言を行う。
参加者から出された執行機関に対する質問・要望等で重要なものは、議長から市長
へ文書で報告し、その対応を求める。
会場の設営・準備は、議員みずから行う。
 

 説明には渡邊誠:議会運営委員会委員長をはじめ5名の議員と議会事務局があたられ、また質疑に対しても詳細かつ丁寧なご回答をいただきました。感謝いたしております。

 
5月17日(土)
 
作ろう会の記事について
 4/14に書いていましたが、同会会報の5月号が発行されましたので、前号の記事と私の投稿を掲載します。
  

作ろう会・会報第116号から (T氏の寄稿)

 井上市長は3月議会に平成25年度補正予算案と同26年度当初予算案を提出しました。その中で、「体育複合施設」事業費10億1900万円が平成25年度の補正予算案に計上されています。補正予算とは、当初予算(本予算)が成立した後に生じた自然災害などの予見が難しい事態に対応するためか、当初予算で不足した分を追加するために作成される予算のことです(地方自治法)。ところが井上市長は平成25年度の当初予算に「体育複合施設」事業費は1円たりとも計上していません。当初予算に計上されていない事業費に補正予算が計上できるはずがありません。これは法律に則った予算編成のあり方に違反しています。

 また、平成26年度の当初予算に10億1900万円を計上しています。だがその内容は平成25年度の繰越事業10億1900万円を含むとされており、25年度補正予算額と同額です。つまり、26年度予算は25年度補正予算額の繰越だというわけです。これは今流行のマネーロンダリンクと類似しています。つまり、法的には存在しないはずの補正予算が翌年度の当初予算に化けるということです。このような法を無視した予算編成は暴挙といわざるを得ません。ではなぜこのような暴挙が行われるのでしようか。それは「25年度の予算に繰り込めば国から補助が受けられる」という常套句です。私たち市民は「国が面倒見てくれる」という言葉に弱いのです。

 しかし市民の皆さん。建設事業費が総額25億円とされながらも、その事業が当初予算で検討されることなく、約4割の経費を前年度の補正予算に計上し、昨年度の繰越事業とすることで本年度の当初予算を骨抜きにして「体育複合施設」建設を遂行することはおかしいと思いませんか。国が事業費を見てくれるからといつて、正当な手続きを得ることなく、事業を進めていいのでしょぅか。現在1000兆円を超える国の借金は私たち市民(国民)の借金です。国が金を出すからといつて十分な論讓がなされていない事業を推し進めていいのでしょぅか。井上市長は法を無視した市政運営を中止すべきです。

 

作ろう会・会報第117号から (門田)

 前回「体育複合施設」に関する投稿がありましたが、予算審査に関わった者として若干意見を述べさせていただきます。

 まず3月議会に提出された補正予算案に体育複合施設事業費が計上されたことについてですが、補正予算とは投稿にあるとおり当初予算の過不足を補うものです。これについて文中には「25年度当初予算に同事業費は1円たりとも計上がない」とありますが総合体育館建設関連費として1億8200万円が計上されています。

 また「当初予算に計上されていない事業費に補正予算が計上できるはずがなく法律に違反している」と記されていますが、地方自治法第218条には「長は予算の調製後に必要が生じたときは補正予算を提出できる」旨の規定があり自然災害等以外の補正予算調整、提出を認めています。

 次に26年度当初予算に同補正と同額が計上されているとご指摘ですが繰越明許費のことだと思います。執行を次年度に持ち越すもので歳出の計上はありません。

 また「法を無視した予算編成」とありますが、提案、審議、採決について適法に行われています。今回の補正計上は国の方針を受け事業を前倒しするもので国の補助があり小中学校の改修工事なども含みます。

 最後に私自身は体育館建設に反対の立場です。しかし議会は合議体で最後は数で決まります。結果には納得していませんし今後も情勢を見ながら議員活動を行いますが、議会における審議と手続きは適正に行われたことをぜひご理解ください。

太宰府市議会議員 門田直樹

※最小限の反論をしました。実際の会報は市民塾のサイトにありますのでご覧ください。

 
5月16日(金)
 
議会改革特委
 審議内容は2点で、まず議会報告会に関する議運への申し送りについてです。

 議会基本条例(第4条2項)に基づく議会報告会(意見交換会)は少なくとも年一回行いますが、時期や場所、議員の割り振りなどは未定で、詳細については議会運営委員会で審議し決定することになっています。

 この件につき、特別委員会としては11月の開催が望ましいと考えており、そのことと合わせ議運に申し送る内容を審議しました。
 具体的な内容は議運で決定したのち掲載します。

 もう一点は施策評価についてです。
 施策の評価については執行部の「事務評価」がありますが、これは自己評価です。
 「第三者機関による評価が必要だ」とする意見もありますが、「じゃあ議会は何をする?」ということになります。

 これにつき、議会による施策評価が必要だということでは委員の意見は一致しているのですが、具体的な方法について合意ができていません。

 結局我々の任期もあと一年を切ったこと、決算審査に続き議会報告会の準備にかかること、などから今期の実施は見送ることになりました。

 
5月15日(木)
 
太宰府市PTA連合会総会
 去年は行政視察と重なり出席できませんでしたが今年は日程を調整したので、(所管の)総務文教常任委員会委員は全員出席しました。

 とくに変わったことはありませんが、木村教育長が挨拶で、春日の覚醒剤校長について触れておられました。

 この校長は本市でも小学校の校長や指導主事を務めていたということですから、その時期会っているはずですが、どうも記憶にありません。

 きっかけは何であれ違法薬物に手を出した以上責任を問われます。
 今度の件は校長先生という重責もあり、より強い非難を受けるのも当然です。

 ただ薬物依存は誰にでも起こり得るということも事実です。
 広い意味ではアルコールもそうですし、違法ラインの合成麻薬などもそうです。

 保護司の研修で薬物依存対象者に対する処遇について何度か学んだのですが、依存のきっかけは様々で、ちょっとした興味や交際相手の勧めなどで手に取ることが多く、気づいたら後戻りできなくなっています。

 これは特別な、或は反社会的な者に特有なことではなく、誰でも起きうるし地位や立場は関係ありません。
 また一度経験すると一生体(脳)が要求するといいますから、最初の一回を拒絶することが何より重要です。

 誘惑の多い社会人はもちろんですが、児童生徒にも違法薬物の怖さ、人を破滅に導く強烈な毒であること、の理解が重要です。

 
5月14日(水)
 
反電磁波講座
 環境ジャーナリストで「いのち環境ネットワーク」代表の加藤やすこさんから、本市に関する記事を情報提供していただきました。

基地局のルールづくりで被害の防止を

 
5月13日(火)
 
定例議員協議会
 執行部から2件の報告がありました。
 
  @ 太宰府市文化芸術振興基本指針について
   
ルネサンス宣言    太宰府市文化芸術振興基本指針として、全30ページフルカラーの冊子が配付されました。「ルネサンス」がどうもピンときません…。
 内容は指針策定までの経緯と性格、本市の現状と課題、今後の展開等で、重要課題として以下を挙げています。

 1.市民の文化芸術への参画
 2.市民の文化芸術を担う人と支える人
 3.わがまちの教育・文化機関との連携
 4.歴史、文化、芸術の観光交流への活用
 5.行政(市役所)の支援とまちづくり

  A 総合子育て支援施設について
   
 五条保育所と子育て支援センターの整備概要について説明がありました。
 平成27年2月ごろ完成の予定です。
五条・子育て支援施設1
五条・子育て支援施設2
五条・子育て支援施設3
敷地面積 6016.74 u (約1820坪)
五条保育所
子育て支援センター
構  造
木造2階建て
木造平屋建て
延床面積
2階 687 u
1階 1063 u
合計1750 u
1階のみ 479 u
 
五条保育所の定員
年齢
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
定員
33
33
33
33
33
35
200
現状
12
12
12
16
19
19
90
 
5月11日(日)
 
校区自治協議会
 国分小校区の4自治会で構成する自治協議会の総会が開かれ、平成26年度の計画と予算が承認されました。校区内在住の市議4名が来賓として出席しました。

 各自治会はそれぞれの活動を維持しながら、校区協議会の委員会や部会に人員を提供し、さまざまなイベントや事務を協力して行っています。

 負担が過ぎぬか気になるところですがコミュニティスクールや防犯・防災など全体でやるしかないところも多く、今後も頑張っていただきたいと思います。

平成26年度 国分小校区自治協議会 収支予算

収入
金額
 @ 前年度繰越金 797,581
 A 地域運営支援補助金 1,055,600
 B 地域コミュニティ推進事業支援補助金 495,800
 C その他の収入 200
合計
2,349,181

 
支出
金額
430,000
90,000
 B 事業費 1,322,000
 C 研修会参加補助 20,000
 D 参加負担金 30,000
 E 予備費 457,181
合計
2,349,181
   
 
5月10日(土)
 
児童関連施設と基地局
 2日目は携帯基地局周辺の健康被害について調査並びに意見交換をしました。
 なお風評被害の懼れがあるため、自治体名、施設名等は伏せます。

 教育施設のすぐ近くに携帯電話基地局が複数あり、深刻な影響があるということです。
 現地では関係者から詳しい状況を聴くとともに、議員も2名出席しておられましたので、執行部と議会の対応についても伺いました。

 特に実際の症例を写真で見てショックでした。何人もの子供が鼻血を出しています。
 また今まで使っていたという屋上やグラウンドの一部が立ち入り禁止になっていました。
 施設では様々な対策を立て、電磁波防止シールドの設置も検討されています。

 近隣の類似施設(複数)も同じ条件ですから、最初は一緒に取り組もうといってたようですが、今はどういうわけか知らぬふりのようです。風評が怖いのでしょう。
 でも何らかの取り組みをしなければ黙っていても被害は続きます。せめて防御を図るべきです。

 電磁波による健康被害を否定する立場の人たちはノセボ効果(気のせい)や他の原因によるものだと主張しますが、ここでは屋上や建物の陰にならない部分の敷地で活動していた子供に有意な影響(症状)がみられます。
 このことは管理者が時間や症例を細かく記録しておられ、客観的な事実です。

 執行部と議会も条例制定に向け努力しておられるようですが、国が因果関係を認めない以上事業者への強制力はありません。説明を求めるくらいが現状ではないかと思います。

 しかし多くの訴訟をはじめ全国各地で携帯基地局をめぐる紛争が起きています。
 国が予防原則に基づいた基準を作ればいいのですが今は見えていません。

 携帯事業者あるいは建設、管理等の関連業者にとって基地局は必要でしょうが、近隣住民は大きな不安を抱えています。
 紛争を未然に防ぎ業者と住民が共存できるルール作りを、業者・住民・専門家そして自治体と議会で肚を割って話し合う時期に来ているとおもいます。

携帯基地局    
 
5月9日(金)
 
資源循環型社会
 資源循環型社会と携帯基地局問題調査のため一泊で出かけました。費用は自己負担です。

 初日は宮崎県小林市の堆肥センター見学に伺いました。
 一行は、九大准教授で環境政策等が御専門の近藤氏、NPO法人「環境と健康を考える会」代表の北村氏、元篠栗町議で廃止された携帯条例の制定に中心的に関わった村嶋氏、看護師で「子どもを電磁波から守る会」代表の土器屋氏、そして門田の5名です。

 小林市は宮崎県の南西部に位置し、面積563平方キロ、人口約4万7千人、霧島に近いことから各所で名水が湧出し、それを利用したチョウザメ養殖が有名です。
 温泉も多く、宿泊した「神の郷温泉」はかけ流しで湯量が豊富でした。

市役所   チョウザメ1   チョウザメ2
市庁舎には鯉のぼり
1階フロアのチョウザメ
玄関前の水槽

 同市はごみのリサイクルに力を入れておられ、また畜産が盛んなことから家庭や事業所から出る生ごみと糞尿を原料に完熟たい肥を(委託)生産しています。
 そこでまず市営牧場近くにある「小林市堆肥センター(バイオセンター)」へ伺い、見学させていただきました。
 民間有志ではありますが、近藤氏がアポイントをとっていたこともあり快く受け入れていただき、センター長自ら説明と案内をしてくださいました。

 製品の「コスモス有機」はJAやホームセンターで1袋300円で販売しているとのことですが、完熟度が高くほぼ無臭です。
 また堆肥化プラントの他に、民間企業の協力のもと堆肥からのリン回収実証事業やメタン発酵などの研究も進められています。

 本市とは環境や条件が違いますが、センター長のお話にあった、官民一体となって課題を乗り越え事業を成功させてきた経緯は大変参考になりました。

生ごみの搬入   センター長の説明   常時撹拌で完熟度を高める
生ごみの搬入
大出水センター長
常時撹拌で完熟度を高める
市役所   チョウザメ1   チョウザメ2
奥行90m(大小数箇所)
メタン発酵
エコ堆肥「コスモス有機」
 
5月8日(木)
 
議会報告会
 たくさんのご出席をいただきまことにありがとうございます。
 内容については準備不足で、話にまとまりがなかったと反省しています。

 時間が限られた中、市の財政や体育館建設問題を中心に報告をしましたが、引き続き情報発信に努めるとともに、市政の課題へ取り組んでまいります。

報告会での参考資料をスライドにしました↓ ※説明は入れていません

門田直樹 議会報告会・資料

平成26年5月後援会広報(PDF)

 
5月6日(火)
 
夏みかん
 我家の隅の狭い部分に夏みかんの木が立っています。
 40年近く前に母が植えたもので、毎年たくさんの実をつけます。

 近年は連休を利用して採り入れており、今日は午後3時から6時過ぎまでかかりました。
 既に次の花が咲いている状態で、もっと早くに採り入れるべきなのですが、年度初めは忙しく毎年今頃になってしまいます。

 実は20年くらい前、木からブロック塀の上に落ちて肋骨を2本折りました。
 背骨も傷めたようで今でもときどき痛みます。
 というわけで、私にとって採り入れは命がけであり、ややおっくうなのです。

 しかし何の手入れもせず、施肥もせず、ほったらかしなのに何十年も多くの実をつける生命力には圧倒されます。

 木登りは体力的に(体重的にも)きつくなってきており、早く息子に継がせたいのですがまだ時間がかかりそうです。
 しばらくは気合を入れて採りこむとともに、天の恵みに感謝します。

みかんの木
採りづらいところに立っています。
  みかん
収穫の一部です。
大きなものは12〜13p、600gくらいあります。
 
5月5日(月)
 
こどもの日和ごま大会
天満宮の新緑 新緑が眩しい太宰府天満宮境内で和ごま競技普及協会主催の「こどもの日和ごま大会」が行われました。

 12月の大会は個人と団体で天満宮杯を競う大掛かりなもので、参加者は県内各地から百数十名にもなります。

 これに対し5月は、誰でも参加や体験ができる部分と、競技部門、記録に挑戦の部が設けられ、初心者から上級者までそれぞれ楽しめるようになっています。

 競技部門では、最初に「こま起こし」と「手乗せ」の時間を計り、個人戦トーナメントの出場者を決定しますが、その集計中に個人戦とは別に異年齢の組み合わせでグループを作り、団体戦を行います。
 団体戦は個人の力量だけではなく様々なアクシデントやチームプレイが絡み合い複雑な面白さがあります。

 個人戦は「こま起こし」と「手乗せ」の上位24名が出場して激戦を繰り広げ、国分小4年の中川君が優勝しました。5,6年生を降しての快挙です。

 また「記録に挑戦」では「手乗せの部」で国分小6年の横枕君が2時間30分を達成しました。
 植田悠君の持つ3時間には及びませんでしたが久々の快記録です。

藤田会長の説明
異年齢で勝負!
最初はこま起こし
手乗せの時間計測
TVインタビューを受ける個人
の部優勝の中川君(4年生)
みんなで応援
 
5月4日(日)
 
歴史スポーツ公園
 連休はいつもの公園めぐりです。
 今日はお弁当を作って歴史スポーツ公園に行きました。
 展望台周りの斜面が日陰になっていてちょうどいい具合です。

 公園名称の「スポーツ」は、グラウンドとテニス場、弓道場と相撲場があることと、ジョギングもできる遊歩道があることから納得できます。
 住宅街に接しており、緑の中を散歩できる環境はとてもいいものです。
 全体的に小ぶりで、また大野城市や春日市の公園ほど洗練されてはいませんが、ある意味太宰府市らしくていいとも思います。

 ここには遊具がないので道を挟んだところにある公園で遊びました。
 「わんぱく広場」というところで、あまり広くないスペースにアスレチックやジャングルジム、砂場など一通り揃っています。
 一段上に広場があるので、合わせて都市公園でいうところの街区公園(児童公園)なのか、それとも歴スポ公園の一部なのかよく分かりません。

歴スポでお弁当 わんぱく広場 わんぱく広場

 ところで名称の「歴史」については、数箇所にある歌碑(石碑)ことをいってるのでしょうが、あまり必要とは思えません。
 設置には多額の費用が掛かっており、どうしても置くのならもっと目に付く場所があるのでは?
 ただ市内全域で見かけますので、もう場所がないのかも…。

 それと、奥まったところに天満宮の太鼓橋を模した橋(水面から高い!)があり、そこから見下ろせるようにショウブが幾群かありますが、手入れはなされていないようです。
 また観賞用に築造したのでしょう、自然石で組んだ階段がありますが、草が茂っており利用されている様子はありません。
 そもそもショウブを植えているところは池の端の行き止まりの部分で、漂流ゴミの吹き溜まりになっています。
 せっかく作って「しょうぶ園」という立派な案内まであるのですから生かしていただきたい。

歴スポ 歴スポ 歴スポ

 
5月2日(金)
 
ウシガエルの喧嘩
 はや5月になりました。
 議員になりたてのころ先輩から「年を取るのが早くなるよ」と言われました。
 実際その通りで、やるべきことの多さに比べて時間が少なく(←皆同じですが…)なかなか仕事が追いつきません。気がつけばずいぶん時間が過ぎています。

 気分転換に近くの池の周りを歩いていると、ウシガエルが取っ組み合いをしています。
 初めて見る光景なのでビデオを撮りに戻って撮影しました。
 ネットで調べると、雄どうしが縄張りを守るため、この時期激しく戦うようです。
 当人(?)達は真剣なのでしょうが、ユーモラスでした。

ウシガエル ウシガエルの喧嘩

 

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