歳入歳出総額にそれぞれ５億３３９５万４千円を追加し、予算総額を３２５億４８６０万３千円とするもの。

主な内容は、市立小中学校で進めている民間プールを活用した授業について、令和６年度は太宰府南小学校への拡大を進める。

億単位に及ぶプール改修やメンテナンス費用を抑え、民間事業者との連携により経済税収効果を高め、何よりも子どもたちの水泳技術の向上と安全性の担保につながるなどの複数の効果から令和元年度からいち早く導入し、その後福岡市や古賀市など多くの自治体が追随することになった肝いりの事業。今後も計画的に拡大していく。

また新型コロナウイルス感染症の影響などにより令和２年度来休止している史跡水辺公園の屋外プールについて、来夏の再開に向けて改修を行う費用、がけ地の崩壊等が発生している箇所のがけ崩れ防止対策を行い、再度の災害を未然に防止する災害関連地域防災がけ崩れ対策事業に要する費用、またマイナンバーカードヘの氏名ローマ字表記等の対応に要する費用、今年の人事院勧告などにより不足が見込まれる人件費の増額などを計上。

あわせて繰越明許費の追加を９件、債務負担行為の追加を７件、変更を２件、地方債の追加を１件計上。