歴史と文化の環境税は、本市固有の歴史的文化遺産及び観光資源等の保全と整備を図り、環境にやさしい「歴史とみどり豊かな文化のまち」を創造するために、平成15年5月23日に条例の施行を行った。
導入後、これまで6回の適用期間の延長を行い、現在21年を経過しようとしている。
この間の収入は約12億7千万円に上り、本市にとって魅力あるまちづくりのための大変貴重な財源となっている。
来年5月に条例の適用期限を迎えるに当たり、今後の適用等について検討するため、本年9月から3回に渡り、太宰府市税制審議会を開催した。
審議会では様々な意見が出され10月26日開催の第3回審議会において、「歴史と文化の環境税を現状のまま3年間継続することが望ましい」との答申をいただいた。
本市としても、この答申を十分に尊重し、現状のまま本税の適用期間について、さらに3年延長するもの。
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。