報告第11号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会では、市民一人ひとりが個性、多様性を認め合いながら、国際的な相互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に、公益認定を受けている、「国際交流促進事業」、「外国人学生支援事業」、「在住外国人支援 事業」の3つの分野で事業を展開している。

  • 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部の事業は中止となったが、協会設立30周年を迎え記念冊子の作成及び本年1月にはプラム・カルコア太宰府で30周年記念式典を開催し、長年協会にご尽力いただいた方々へ功労表彰を行った。

  • 「国際交流促進事業」として世界文化体験講座では太極拳を体験していただいた。他にもパネル展等の広報活動、国際交流団体が実施する事業への活動助成等を実施した。

  • 「外国人学生支援事業」としては、日本文化体験講座として、留学生などの外国人の皆さんに座禅体験や宝蔵見学を体験していただいた。

  • 「在住外国人支援事業」として外国人を対象とした日本語教室の開催、生活情報ガイドブックを市役所等や留学生が在籍する市内3大学への配架等を行った。

  • 令和4年度の決算は、経常収益について、本市からの補助金、賛助会員からの会費等合わせて、724万230円。経常費用は、事業費支出467万2447円、管理費支出254万8908円、合計722万1355円で、当期経常増減額は1万8875円の増。

  • 令和5年度の事業は、市民の国際理解が深まる事業、外国人学生や在住外国人の支援事業について、感染防止対策と社会経済活動の両立を図りながら、実施していく予定としている。

  • 令和5年度の収支予算は、経常収益として市からの補助金等合わせて597万8千円を見込み、経常費用としては、事業費、管理費合わせて607万8千円とし、当期経常増減額を10万円の減と見込んでいる。

  • 地方自治法第243条の3第2項の規定により議会に報告する。