報告第12号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会では、市民一人ひとりが個性、多様性を認め合いながら、国際的な相互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に、公益認定を受けている「国際交流促進事業」、「外国人学生支援事業」、「在住外国人支援事業」の3つの分野で事業を展開しいる。

  • 令和3年度に実施した事業について、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部の事業は中止となったが、「国際交流促進事業」として、アフガニスタンで農業と医療支援を続けるNGO「ペシャワール会]の藤田千代子さんを講師としてお迎えして開催した国際理解講座、パネル展等の広報活動等を実施した。

  • 「外国人学生支援事業」としては、留学生フォーラムにおける日本での就職に関する情報提供や、日本文化体験講座を実施。

  • また「在住外国人支援事業」として、外国人を対象とした日本語教室の開催、生活情報ガイドブックを留学生か在籍する市内3大学や市役所などへの配架等を行っている。

  • 令和3年度の決算について、経常収益は本市からの補助金、賛助会員からの会費等合わせて、435万2218円。

  • 経常費用は事業費支出227万5650円、管理費支出241万2597円、合計468万8247円で、当期経常増減額は33万6029円の減。

  • 令和4年度の事業については、当協会設立30周年となるので記念事業の開催や記念誌の作成を行うとともに、市民の国際理解が深まる事業、外国人学生や在住外国人の支援事業について、新型コロナウイルス感染症への対策について十分留意しながら、引き続き実施していく予定。

  • 令和4年度の収支予算については、経常収益として市からの補助金等合わせて687万3千円を見込み、経常費用としては、事業費、管理費合わせて収益と同額の687万3千円とし、当期経常増減額をO円と見込んでいる。