認定第1号
令和3年度太宰府市一般会計歳入歳出決算認定について
  • 令和3年度一般会計決算額は、歳入が306億4572万1324円、歳出が281億6676万3110円となり、前年度と比較すると、歳入は35億8667万9686円、10.5%の減、歳出は46億9555万9014円、14.3%の減となった。

  • 令和2年度に実施した総額70億円を超える特別定額給付金事業の影響により歳入歳出ともに決算額は減となったが、歳入から歳出を差し引いた形式収支は24億7895万8214円、繰越明許費及び事故繰越による翌年度に繰り越すべき財源3億4542万5600円を差し引いた実質収支は21億3353万2614円の黒字決算とすることができた。

  • 歳入は、コロナの影響による大幅な減収が懸念された市税は約1億2千万円の微減にとどめることができた。また、ふるさと太宰府応援寄附について、返礼品の拡充や企業版ふるさと納税の開始など積極的に取り組み、倍増となる約4億7千万円の大幅増を成し遂げ、9億円を超えるまでに至った。

  • 歳出は、市民生活に直結した生活道路の改良事業の拡大、市民サービスの向上を目的とした「にしのまどぐち」開設や証明書のコンビニ交付の開始、そして市税等のスマホ納付の開始、また子育て世代をワンストップの相談窓口で支援する子育て世代包括支援センターの開設などを行った。

  • その他、コロナ対応支援策をはじめ様々な事業を展開してきたが、いずれの事業でも遂行にあたっては限られた予算の中で積極的かつ効率的に事業の推進に努めてきた。

  • 今なお続くコロナの脅威、また原油価格・物価の高騰は市民や事業者の生命や財産、生活などあらゆる面において大きく影響しているが、本年度編成した当初予算や今議会に提案している補正予算などを通じてこれらの課題に対応し、市民や事業者とともにこの困難を乗り越えて、未来の飛躍につなげてまいりたいと考えている。