議案第39号
令和4年度太宰府市一般会計補正予算(第4号)について
  • 歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ20億174万4千円を追加し、予算総額を310億5千930万4千円とするもの。

  • 主な内容としては、コロナ禍における原油価格・物価高騰等を踏まえた緊急支援策として、市民や事業者の経済的負担を軽減するため1ヵ月分の下水道使用料を全額免除するための費用、市立小中学校給食のミルク代を無料にするとともに、保育所等や市立小学校において保護者の経済的負担を増やさずに給食の質を維持するための費用、事業者ヘガソリン代等を助成することにより経済的負担を軽減し、事業継続を支援するための費用を計上。

  • その他コロナに係る緊急支援策として、市民の安心安全確保のため最も身近な場所である全公民館にAEDを配備する費用、FM等活用により観光、渋滞、コロナ関連情報等を広く発信し、年末年始の太宰府を住まう人も訪れる人も安心して楽しんでいただくための費用、子ども食堂を運営する団体等への支援として食材の保管などを行う冷蔵庫を設置する費用、男性トイレにサニタリーボックスを設置し、誰もが安心して利用できる環境を整えるための費用などを計上。

  • コロナ対策以外には、子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の一層の連携強化のため、子育て支援センターを充実強化するための費用、日本遺産「西の都」の認知向上と理解促進を目的にウォーキングイベント等を行うための費用などを計上。

  • また今回、将来の財政需要への備えとして、令和3年度決算剰余金を財源として公共施設整備基金、地域福祉基金、そして新設の基金として提案している令和の都太宰府ふるさと納税基金への積立てを計上。

  • あわせて債務負担行為の追加を15件、変更を1件計上。

《補正規模 》 単位:千円
補正額
補正後予算額
2,001,744
31,059,304

《財源内訳
単位:千円
項目
補正額
摘要
国県支出金
299,240
 
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
母子保健・児童福祉一体的相談支援機関整備事業費補助金他
一般財源
1,702,540
 
前年度繰越金他
2,001,744
 
《主な事業》 単位:千円
新型コロナウイルス対応緊急支援策
@
男性トイレへのサニタリーボックス設置   220
  コロナ禍においてより衛生管理が重要視されること、また病気や高齢によって尿漏れパッドやおむつを使用する人のために、市内公共施設の男性トイレにサニタリーボックス(汚物入れ)を設置し、誰もが安心して利用できる環境を整える。
A
子ども食堂用等冷蔵庫の設置   950
  子どもの居場所づくりに取り組む子ども食堂運営団体等に対し、食材の保管を行う冷蔵庫を設置し提供することで活動を支援する。
B
保育所等・市立小中学校への給食支援   61,656
  コロナ禍における原油価格・物価高騰等が続く中、保護者の経済的負担を増やさずに給食の質を維持し子育てを支援する。
 
保育所等への給食支援   14,400
市立小中学校への給食支援   47,256
C
事業者への燃料費高騰支援   44,000
  コロナ禍における原油価格・物価高騰等の影響を受ける事業者の経済 的負担を軽減し事業継続を支援する。
D
FM等のメディア活用による観光PR   3,000
  コロナ禍において、住まう人も訪れる人も共に安心し慶びを分かち合えるよう、年始時における感染対策情報や交通情報、観光情報などを広 く発信すべく、FMラジオなどのメディアを活用することにより、国際観光都市である本市の観光事業を支援する。
E
下水道使用料の免除   101,000
  コロナ禍で原油価格・物価高騰等の影響を受ける市民や事業者の経済的負担を軽減するため、1ヵ月分の下水道使用料を全額免除。
F
全公民館へのAED配備   12,284
  コロナ禍において医療体制がひっ迫する中、一次救命処置用装置を身近な場所に配備し市民の安全に資する。
G
その他   20,227
  新型コロナウイルス感染症にかかる緊急支援策として、上記事業の他に下記事業を実施する。
 
無料法律相談の実施  
330
庁内印刷機の増設  
4,500
自宅療養者等生活物資支援事業の増額  
5,397
抗原検査キットの確保  
10,000
子育て支援センターの増強   18,712
子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の一層の連携強化のため子育て支援センターを増築し施設を増強する。
日本遺産「西の都」古代歴史ロマンウォーク事業   3,934
日本遺産[西の都]の認知向上と理解促進を目的として。域内を巡るウォーキングイベントと、観光地としてさらなる資源の磨き上げに資するコンテンツの整備を行う。
基金への積立   1,331,172
令和3年度決算(一般会計)における剰余金を財源として,以下のとおり基金への積立を行う。
公共施設整備基金積立金  
1,000,000
令和の都太宰府ふるさと納税基金積立金  
100,000
地域福祉基金積立金  
231,172