報告第11号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会では、市民一人ひとりが個性、多様性を認め合いながら、国際的な相互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に、公益認定を受けている「国際交流促進事業」、「外国人学生支援事業」、「在住外国人支援事業」の3つの分野で事業を展開している。

  • 事業及び決算について、令和2年度はコロナ禍のため多くの事業が中止を余儀なくされた中、「国際交流促進事業」として著名な講師をお迎えした国際理解講座、パネル展等の広報活動、国際交流団体が実施する事業への活動助成等を実施した。

  • 「外国人学生支援事業」としては、留学生フォーラムにおける日本での就職に関する情報提供や日本文化体験講座を実施。

  • また「在住外国人支援事業」として、外国人を対象とした日本語教室の開催、生活情報ガイドブックの多言語での改訂等を行っている。

  • 令和2年度の決算は、経常収益については、本市からの補助金、賛助会員からの会費等合わせて、431万9317円。

  • 経常費用は、事業費支出234万4073円、管理費支出197万6450円、合計432万523円で、当期経常増減額は1千206円の減。

  • 令和3年度の事業計画及び収支予算について、事業については、これまでの事業実績を踏まえ、市民の国際理解が深まる事業、外国人学生や在住外国人の支援事業について実施していく予定としており、引き続き新型コロナウイルス感染症への対策について十分留意しながら検討を行っていく。

  • 令和3年度の収支予算については、経常収益として市からの補助金等合わせて601万3千円を見込み、経常費用としては、事業費、管理費合わせて597万9千円とし、当期経常増減額を3万4千円の増と見込んでいる。