報告第10号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会は、市民一人一人が個性、多様性を認め合いながら、国際的な相互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に公益事業を展開をしている。

  • 平成26年度の事業及び決算について、主な事業は、公営認定を受けている国際交流促進事業、外国人学生支援事業、在住外国人支援事業の3つを柱として事業を実施した。

  • 具体的には協会事業等の広報、市内小・中学校や民間交流団体が行う自主的国際交流活動の支援、市内及び近隣の国際交流団体の交流事業への共催、後援等を行い、外国人と市民との交流を行うためにフレンズベル倶楽部メンバーのつどい、太宰府市民政庁祭りへの参加、日本文化体験講座を実施した。

  • また外国人学生や在住外国人の支援事業としてセカンドファミリー事業、史跡散策交流会、在住外国人を対象とした日本語教室の開催、生活支援ガイドブックの充実を図るために留学生とフォーラムを実施した。

  • 決算のうち収入については、太宰府市からの補助金、会費等を合わせて380万2012円となっており、支出については、事業費支出216万8361円、管理費支出150万3462円、合わせて367 万1823円となっている。

  • 平成27年度の事業計画と予算について、事業については公益認定を受けている国際交流促進事業、外国人学生支援事業、在住外国人支援事業の3つの柱で展開するが平成26年度に実施した事業をさらに充実させ市民と外国人との交流や外国文化の体験を通じ国際理解が深まる事業を積極的に展開していく。

  • 予算については、市の補助金、会費等を合わせて551万6,000円の収益を見込み、費用としては事業費、管理費合わせて収益と同額の551万6,000円を見込み当期増減額を0 円と予定している。