太宰府市は、古代において政治・文化・交通の要衝の地であったことから、大宰府跡や大野城跡、水城跡をはじめとする多くの史跡が現存している。
また、大勢の人が訪れる太宰府天満宮や九州国立博物館等も有しており、文教・観光のまちとして、さらには、福岡都市圏に位置し交通の利便性が高いこ とから、緑にめぐまれた住宅都市として発展してきた。
このような二面性を持つ状況により、多様化した市民の期待に応えるととも に、地方分権により増大した市政の課題を解決するには、議員としての資質向 上に努め、これまで以上に監視・調査・政策立案及び立法の機能強化に取り組む必要がある。
また、同時に議会における自由闊達な議員間討議を進め、二元代表制の下、
選挙で選ばれた議員と市長が緊張感をもって議論し、その情報を広く発信するとともに市民参加の機会を増加することにより、市民に信頼される議会の実現を目指し、この条例を制定する。