平成26年第4回(12月)定例会

総務文教常任委員会委員長報告 門田直樹

各常任委員会に分割付託された議案第65号「平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第6号)について」の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 歳出の主なものとしましては、人件費の補正が計上され、条例改正と同様、人事院勧告に基づく給与改正に伴う増減を各費目等で計上しているとの説明を受けました。
  次に、2款1項1目、総務管理関係費、15節臨時工事340万円の増額補正、これは、本年8月22日の大雨で北谷地内にある市所有の山林が一部崩落、民有地に土砂が流出したため、防護策として、法面の補修工事を予定しているとの説明を受けました。
  次に、10款2項1目、及び10款3項1目学校管理費、細節光熱水費の増額補正、これは、昨年4月からの九州電力の値上げ、また小学校においては児童数増加により電気料、上下水道料金の増加が見込まれることなどの説明を受けました。
  次に、12款1項1目、公債償還元金、23節償還金利子および割引料の増額補正、これは、市債の一部繰り上げ償還をするためとの説明を受けました。

 歳入の主なものとしましては、14款2項5目2節の総務管理費補助金について、これは、公共事業の負担軽減を図るために「がんばる地域交付金」として交付されるもので、公共事業の内訳として、「庁舎アプローチ」、「松ヶ浦池改修」、「梅林アスレチックスポーツ公園人口芝化」に充当するとの説明を受けました。
  次に18款1項1目、財政調整資金繰入金、1億1,011万6,000円の増額補正、これは今回の12月補正財源調整として、財政調整資金を充当するものです。
  平成26年度末の財政調整資金残高としては、31億2,108万1,411円となる予定であるとの説明を受けました。

 第3表:債務負担行為補正では、「市長車購入費」、「人事給与システム改修委託料」、「地区公民館施設整備補助金」、「県知事・県議選挙並びに市長・市議選挙に関する委託料」など、計上されております。
  「市長車購入費」について、委員からは、議長車はワンボックスタイプの車だが、市長車はセダンタイプの高級車ではないといけないのか、来年の市長選を勘案すれば、市長車を購入せずに車検を通してもよいのでは等の質疑があり、執行部からは、同等の形の車が2種類あるよりは、セダンタイプとワンボックスタイプ別々あったほうがお互いの事業の時に交互で使用ができる、修理の回数が非常に多くなり、公務に支障をきたしているとの回答を受けました。

 その他審査では、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑・確認を行いました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第65号の当委員会所管分については、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で報告を終わります。

以上で報告を終わります。